HDCについて

私が歯科大学を卒業したのは,昭和52年でしたのでもう25年も経ってしまいました。噛み合わせの治療に出会ったのはその翌年の昭和53年だったと思いますが,当時の最先端のテクニックという事でアメリカのドクターシュワルツという先生が来日され、咬合治療でいろいろな病気が治るということを紹介されていました。現在では比較的多くの機会にそのような事が言われるようになりましたがその当時としては珍しい事でした。確か何十万円かのかなり高額の研修会だったと思いますが受講しました。その頃は父親の診療所で週の半分は治療をしながら、大学病院の研究室に通っていたのですが、その診療所に正に咬合が原因で体の不調が起こっていると思われる患者さんが来院されました。しかも保健衛生大学の大学病院にかかっているにもかかわらず原因が判らないと言われるではありませんか。当時はまだ、たいしたテクニックも持っていませんでしたが,とにかく聞いたばかりの講習会の内容を思い出しながら噛み合わせの治療を行った所,幸か不幸かその人の体調不良のかなりの部分が治ってしまったのです。
その後味を占め,噛み合わせの治療を行う機会があるときは出来るだけチャレンジしましたが結果は良かったり悪かったりでした。この頃日本にはヨーロッパやアメリカから最新の咬合の理論やテク
ニックを紹介しする講習会が多くありました。ワインバーグ先生、ハンソン先生、ジャンケルソン先生、にお会いできたのもこの頃です。この時期12年間位は日本で行われる咬合の講習会には全部参加しました。当時もらっていた給料では足らないので,母に借金をしたのを覚えています。咬合の勉強をすればするほど来院される患者さんも難しい人が来院されるようになってきます。そして噛み合わせの不良に伴ういろいろな症状も複雑多種になっていきます。とにかく日本中の目に付いた歯科の講習会に全て出て気づいた事は,歯だけを見ていては噛み合せは治せないということでした。
そこでまず東洋医学のうち,鍼灸治療を学びました、このとき経絡や経穴(つぼ)の事を知りました。東洋医学をかじり始めたのは昭和54年ごろですのでそれも約20年以上経ちます。鍼治療を覚えたての頃は自分の手の届くところの自分の体のツボに片っ端から鍼を打ったのを思い出します。経絡とは体表面の気の流れる路です。それでは気とはなんだろう、という事で気の勉強を始めましたが,その頃は最近のように気功教室などはもちろんありませんでした当時は。気の勉強をしていても特に歯科医師会の仲間や同級生にさえ変な目で見られました。この頃もう一つ凝っていたのは整体やカイロプラクテイックなどの骨格系の調整です。噛み合わせを治していくと確かに姿勢の歪みが直っていくのですが、直りきらない人もいるのです。それならば問題のある人は先に頚椎,脊柱,腰椎,骨盤などの調整をして噛み合わせの治療を行えばよいのではないかと思ったのです。整体やオステオパシーの達人のところへ技を習いに行ったのはもう少し後の事ですが達人たちの治療を見たり体験したりして気づいた事はて気が付いたことは,名人になるほど技は技でなくなり気やエネルギーを使った治療になるということです。尤もどの達人もすぐに技を教えてくれるわけではありませんでした,ただこの頃になると名人の整体やオステオパシーの技を体験するとそれに近い事が出来るようになってきていました。
気の勉強をしているとどうしても絡んでくるのが超能力的な世界です。フィリピンに心霊治療のヒーラーがいると聞き訪ねたのがこの頃(1994年)です。ただ,フィリピンのマニラ辺りに行くと多くの心霊治療の治療家がいますが,そのほとんどが偽者です。尤も偽者でもオフィスが成り立っているのがかなりの不思議でもあるのですが。どんな世界でもそうなのですが,全てが偽者ではその世界自体が成り立たないと思います,フィリピンの心霊治療家のなかにも数名の本物がいます。最近ではブラジルに有名な腕のいい心霊治療かがいるようです。彼らは,ある特別な種類のエネルギーと手法を用い通常では考えられないような手法で病気の治療を行います。この治療をあちこちで約30回ほど体験した後に、次はインドへ行くこととなりました。
最初にインドに渡った目的はSというすごい聖者がいるという話を聞き,遠くからでもその人を見ることが出来れば有り難いし,もし、超能力にお目にかかる事が出来ればさらにラッキーだと思っていました。その後彼の部屋に呼ばれたり,直接話しをして教えを受けたりする機会が何度もありました。この時のS聖者の教えは現在でもスピリチュアルの世界を勉強する上での基礎となっています。その後好むと好まざるとにかかわらずいろいろな聖者や聖地に呼ばれインドを中心にネパール、インドネシアなど約30回以上訪れています。10人の聖者に教わった瞑想法,呼吸法,ヴェーダの秘伝,ヒーリングなどは非常に科学的なもので,現在でも日常生活や治療に役立っています。ヴェーダの一部であるアーユルヴェーダは最近日本でも有名になってきました。
いわゆる聖者と言う人たちと直接会って話しをしたり、教えを受けたり、一緒に生活をするような事はめったにできることではありません。彼らとともにいる事は名人の治療を実際に受ける事に似ています,彼らの一挙手一投足,信者や周りの者に対する態度や言葉使いや気配りなど、あらゆる事が私には参考になります。ある有名な気功の先生が一度インドに行くと日本で行う10年から20年分の修業の進歩があるといっていましたが私もまったく同じ意見です。
最近ではドイツ振動医学協会の装置PS100や矢山先生考案のゼロサーチを用いて病気や病因を検査したり、バイブレーションを中和したりする治療を行っています。また、インドのバッタアーチャリア博士の考案した宝石のエネルギーを用いる治療法テレセラピーも行っています。
また,珍しい治療法ではありませんが漢方薬の処方も始めました,日本漢方と中医学の双方を考慮しながら脈診の判定を加えて漢方薬を処方します。ゼロサーチを使うことにより体のエネルギーの歪みや漢方薬の効果がその場で判定できるので治療に新しい道が開けてきました。
HDCという名称は以上述べたようにいろいろな治療を始めた頃歯科医院の名称ではなんとなく具合が悪かったのでとりあえず付けた名前が今に至ってしまったわけです。ただ頭文字の中身はいろいろとその都度変えてきました。例えば、服部デンタルクリニック、ハイディメンショナルクリニック、ヒーリングディボウショナルクリエイション、など適当な時期に中身だけ好きなように変えられるので私にとってはかなり便利な名前ではありました。
ただ、他の人にとっては何の事だかわからないという不都合がいつもありましたので、HDCの説明のページを設けました。現
在では東洋医学や噛み合わせ治療などあらゆる療法を駆使し、その人の全体像をとらえ病気からの離脱、健康の維持、健康の増進、そして肉体のみならず精神やスピリチュアルな部分でのアドバイスまで出来れば、と思って日々の治療を行っています。
服部 正
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